埋葬文字彫刻
お客様の墓所を確認し、現在彫刻されている棹石または墓誌に彫刻致します。
お墓の文字彫刻は、お客様のご宗教やご希望に添って刻字を行います。
仏式の場合
最近では「戒名(法名・法号)」・「命日」・「俗名(生前の名前)」・「行年(享年)」の4点を彫刻するのが一般的です。(位牌の内容と同じです)
神式の場合
生前の名前に「おくりな」をつけるのが正式のようですが、名前そのままの場合も多く、その他没年月日・年齢を刻みます。
キリスト教の場合
名前+ホーリーネーム・誕生日・没年月日(西暦)、年齢の3点が一般的です。
彫刻する順番について
和型墓石の場合
正面向かって右側が上座とされていることから、古い順に右面の右端から刻むのが多いです。その際、亡くなった順に刻む場合と、夫・妻、夫・妻と夫婦(世代)順に刻むやり方がありますが、最近では亡くなった順のほうが多いようです。
仏式の場合
位牌か過去帳に記載されている文字そのままに、特に戒名は旧字体で書かれているものは旧字体のままで彫刻するべきものですので、間違いのないように注意してください。
完成までの期間
- ご依頼から1か月程度の日数が必要となります。
- 期間がない場合は、埋葬後の作業となります。
戒名彫刻お申し込みから彫刻までの流れ
1.お問い合わせ・ご相談
まずはお問い合わせください。
お申込みはお電話の他、お問い合わせフォーム、または直接ご来店いただいても結構です。
2.打ち合わせ・ご依頼
ご納骨されるお墓の場所(墓地の区画番号)や、具体的なご納骨予定の日時がお決まりでしたらお知らせください。彫刻する戒名は『お寺様からいただいた戒名(法名)その他が記載されている用紙もしくは仮位牌』があれば確実です。
3.墓所確認
戒名(法名)を彫刻するお墓の現地確認をさせていただきます。既に戒名彫刻がされている場合には、既存の文字や書体間隔などに合わせて原稿作成いたします。
4.彫刻原稿作成
ご用意いただいた原稿を元に戒名を彫刻するための原稿を作成いたします。いただいた文字原稿を基に細心の注意で原稿作成をしておりますが、ご確認の際に修正点などがございましたら、速やかにご連絡ください。
5.彫刻作業
文字彫刻の職人が、現地で丁寧にご彫刻させていただきます。
戒名彫刻作業の流れ
①新しく彫る戒名文字原稿を転写した
ゴムシートを墓誌に貼り付けます。
②彫る位置をきめてまわりを
しっかりマスキングします。
③現地での彫刻なので汚さないよう
気を付けて作業します。
④細かい特殊な砂を吹付けて
文字を彫っていきます。
⑤完成です。